今週は晴れの日が続きそうです

10月30日(土)〜11月7日(日)は、
東京文化財ウィーク 2010 です。
たてもの園では、こちら

都指定有形文化財 旧自証院霊屋

と、展示室では国指定重要文化財の土製耳飾を展示しています。

この機会に東京都の文化財めぐりなどされる際には、たてもの園にもぜひお立ち寄りください。

綱島家(西ゾーン)の軒下には、干し柿がつるされました。

常盤台写真場(西ゾーン)での雨漏り補修の様子。

周囲の木々がだんだん色づいてきています。
11月のイベント「夜のたてもの園 紅葉とたてもののライトアップ」も、もうすぐです。

夏は梅干

こんにちは。

梅雨が明けて、急に猛暑になったと思ったら、今日はまた雨ですね。
しばらく更新してなかったのですが、写真は撮ってあったので、せっかくですから、ご紹介します。

これは一昨日のことなのですが、西ゾーンの綱島家で、梅の土用干しをしました。これもボランティアさんの自主活動です。

手作りの梅干、おいしそうでしょ?まだ干しあがっていないけれど、ひとついただきました。すっぱい。もちろん保存料など一切使っていないので、ある程度塩は多めに必要なのですが、それでも多少減塩しているそうです。

綱島家は世田谷区岡本に江戸時代から在住していた旧家で、たてもの園に移築復元するさい、いろいろな聞き取り調査をしました。それで、綱島家で行われていた年中行事はかなりわかっていて、ここではそのいくつかを再現しているのです。梅干もそのひとつ。

というわけで、今日ご紹介する建造物は綱島家です。

たてもの園には、この綱島家を含め4棟の茅葺民家がありますが、そのなかでは建築年がもっとも古く、1700年代前半と見られています。軒が低いのも古い民家の特徴です。

茅葺を内側から見たところ。


これは土間からヒロマをみたところ。真ん中が大黒柱です。

土間にはかまどもあります。あと、石臼とか農家の道具も。

上を見上げると、

天井がない。そうなんです。この家は天井がなく、構造材がむき出しなんです。これも古い民家の特徴です。立派な梁ですよね。壮観です。

座敷の上もこのとおり。

でも例外の場所もあって、

ここは奥の座敷ですが、床の間がありそして天井もあります。この家の中で最も格式が高い部屋だということがわかります。

ほかにも、
  
左はシシマドといい、換気、採光のほかに外部からの獣の侵入を防ぐ役割があったといわれています。
右はオシイタといって、床の間の原型のようなものです。

というように、一見ただの民家のようですが、なかなか面白いのです。
以前ご紹介したように、囲炉裏を囲んでの昔語りや、数珠を使った腕飾り作りなどが行われるときもありますので、是非ご覧ください。

いよいよ夏本番ですね〜。

いい風景だなぁ。
夏には夏の風情たっぷりのたてもの園に、是非来てくださいね。