今朝は寒かったですね

今朝はこの冬一番の寒さでした。
東京で2.2℃、たてもの園の近くの府中では−2.9℃だったそうです。
武蔵野は都心よりも2〜3℃低いと思っているのですが、今日はさらに寒かったようです。

園内の野草ゾーンには紫蘇(シソ)科の霜柱(シモバシラ)という植物があって、名前の通り、冬になると茎の根本に霜柱のような氷の結晶ができます。
今朝は今季初めて氷の結晶があがりました。
この霜柱、学名を「keiskea japonica」というそうです。この学名の「keiskea」は江戸時代から明治時代にかけて活躍した本草学者伊藤圭介の名前に因むそうです。
伊藤圭介は近代的な博物館の最初とされる明治5年湯島聖堂で開催された博覧会にも関わった人です。こんな身近なところにも、博物館創始に関わる人物の名前が登場するとは驚きです。

まるで綿菓子のようです。
自然は思いも寄らぬ美しさを作り出すものですね。
この氷の結晶、寒さが増してくると、さらに高くなります。
でも、陽が昇ってくると自然消滅。
朝のうちだけの楽しみです。

この寒さで綱島家の大根干しも進んでいるようです。
園内でもっとも古い茅葺き民家の綱島家では、かつての農家の年中行事を再現していて、今は大根干しの時季。
年中行事の再現にもボランティアさんの力は欠かせません。
 
こちらは今月上旬の大根干しの準備の模様。

今日(12月19日)と明日(12月20日)は年内最後の武蔵野えどまる団。
年末恒例の「風雲えどまる城」のチャンバラ大会。
 
準備も万端、立派なお城ができました。
「風雲えどまる城」に参加なくして年を越せるか?
みなさんのご参加をお待ちしています。

正月のお飾りづくり

「良いお年を」と挨拶する機会も少しずつ増えてきました。
12月5日・6日にたてもの園の12月の催しとしては恒例になりました「正月飾りづくり」が開催されました。

みなさん真剣そのもの。

お飾りづくりの基本は藁をなっていく作業です。
この作業、コツが必要です。

コツさえつかめば、もう簡単。
もうすぐできあがりです。

ところで、現在、たてもの園では「甲武鉄道と多摩」という特別展を開催しています。甲武鉄道とは現在のJR中央線の前身にあたる鉄道です。その甲武鉄道が開通してから、今年で120年目。今回の展覧会はその節目の年にちなんで開催しています。
開業当時、新宿から立川までをおよそ1時間で結び、その間には中野駅、現在の武蔵境駅にあたる境駅、国分寺駅という3つの駅しかなかったというから驚きです。

特別展は12月20日までですが、残りの会期中の土曜と日曜に、JR東日本八王子支社の「中央線開業120周年記念キャンペーン」の「パンチdeラリー」という企画に協力して、展示室前に臨時の改札を設けています。
 
このラリー、指定の場所をめぐり、改札鋏を入れた用紙を応募するとプレゼントがあたります。
特別展の会期もあとわずかです。
どうぞお見逃しなく。

今日はお正月飾りづくりの準備

早くも12月。
今年も残すところ一月となりました。

11月28日・29日は天気に恵まれ、「武蔵野えどまる団」は無事に開催できました。
落ち葉プール。

今年は紅葉を使って、子どもたちが個性あふれるマントをつくりました。
  
こちらは同じく11月28日・29日に開催しましたクリスマスリースづくり。

園内で集めた木の実などを主に使っています。
見事ですね。

こんどの土日はお正月飾りづくり。
今日はお正月飾りづくりの準備です。

クリスマスリースづくりやお正月飾りづくりの先生はたてもの園のボランティアさんです。
準備もボランティアさんによって行われています。

今日は小金井市の中学生が職場体験に来ています。


中学生たちもお正月飾りづくりの準備の手伝い。

クリスマスリースづくりとならんでお正月飾りづくりも事前申し込み制です。
毎年、応募者が多く、参加は抽選で選ばれた方々です。
どうぞご了承ください。

紅葉が見頃です

長らくご無沙汰しました。
事情により更新が滞っていました。
またよろしくお願いします。


江戸東京たてもの園では落ち葉のシーズン。

紅葉も見頃をむかえています。


園内の建物は紅葉に包まれています。
これは庭から見た高橋是清邸。

赤い色でも光のさし方により、燃えるような赤もあり、透き通るような赤もあり、さまざまです。

11月28日・29日の武蔵野えどまる団は恒例の「落ち葉プール」。
たてもの園の自然とおもいっきり戯れてください。

ありがとうございました

「下町夕涼み」2日目。終日雨にもかかわらず、今日も大勢のお客様がお見えになりました。

残念ながら盆踊りは断念せざるをえませんでしたが、それでも閉園時間までみなさまそれぞれに楽しんでいただけたようです。

ご来園いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
また来年もやります!
来年も再来年もまた是非お越しください。

とにかく感謝感謝のえどまるでした。

祭りだ、祭りだ!

こんにちは。

みなさまの祈りが通じまして、「下町夕涼み」初日は雨に降られず、ほど良い暑さの中、盛大に行なわれました。

恒例の盆踊りも大勢の方が参加され、大いに盛り上がったし、


こども御輿も、


打ち水大作戦も、


すいか割りも、みんな楽しんでくれましたよ。

「下町夕涼み」の魅力は、こういうお祭りの行事はもちろんなのですが、たてもの園らしく、歴史的建造物を活かした催しがあることなのです。
たとえば、

下谷の名居酒屋である「鍵屋」が復活して営業したり、


銭湯「子宝湯」では寄席が行われたり、



「仕立屋」では駄菓子の販売、「小寺醤油店」は酒屋、「花市生花店」で切り花、「川野商店」では和傘の販売、などなど。
ほかにも、「武居三省堂」では文具を、「丸二商店」ではおもちゃを、「村上精華堂」では子ども化粧を、というように、とくに東の下町ゾーンは、まさに昭和の建物と街並みと活気がよみがえるのです。  

夕涼みの風景。


こうして、たてもの園の楽しい楽しい夏の一日は暮れていきました。

で、今日は二日目ですが、朝からあいにくの雨。
でも「下町夕涼み」は今日もやってますよ。
天候により、いくつかの行事は中止になるかもしれませんが。
8月2日(日)朝、これをご覧になっている方は、是非是非いらしてください。
お待ちしております。

夏だ!昆虫だ!・・・チョウの苦手な方はご遠慮ください

こんにちは。

今日も雨ですが、天気のことはもう言いません。
誰がなんと言おうが、晴れるときは晴れるし、雨のときは雨なんです。
それでもたてもの園はあるし、昆虫は生きている。

と言うことで、今日は昆虫教室の話です。

たてもの園では毎年この時期、こどもたちを対象に昆虫教室を行っております。講師の先生を招いて、午前中は主に園内での昆虫採集、そして午後は採った昆虫のスケッチをしたり、先生が昆虫のいろいろなお話をしてくれます。

上でみんなが樹に集まって見ていたのはこれです。

セミが羽化したところです。昼間の園内でこんな光景も見られるなんて珍しいです。で、これは採集しないで、このままにしておきました。


こんな昆虫が採れました。
バッタとかセミとかトンボとかチョウが多かったようです。

で、午後は採取した昆虫のスケッチ。
 
 

気がついたことをメモしたりもしていましたよ。

なかには、こんな珍しいものもいました。

これはナガサキアゲハというそうで、もともとは九州とか沖縄とか、暖かいところに生息するものなのですが・・・これも温暖化の影響でしょうか。


かなり細かくスケッチしていました。


こちらは今日の講師をしてくださった松田先生です。
「虫のスケッチをするときは、虫に聞きなさい」と。いい言葉だなぁ。
とにかくよく観察して、ということですね。
ありがとうございました。

昆虫教室はこの土日も、そして来週29、30日にも行います。
事前申込制で、今年はもう締め切ってしまいましたので、興味のある方は是非また来年お申込みください。

建造物の紹介ですが、今日は昆虫でいっぱいなので、また次回に。
と、この前も言ったのにとばしたので、いちおう予告。
次回はここだ!

センターゾーンにある「田園調布の家(大川邸)」です。
乞うご期待!・・でもないか。

こんなはずでは・・・

こんにちは。

なんか、おひさしぶりです。「なかなか更新がない!」とお叱りの声も聞こえますが、それもこれも天気のせいなのです。
タイトルにある「こんなはずでは・・・」というのは、きっとみなさんも同じ思いだと思います。「梅雨が明けたと言ったじゃないか。なのに・・・」どうしたんだ、この天気は、と。

すっかり信じて「夏本番」みたいな感じで、これから真夏のたてもの園のご紹介をしていこうとあれこれ考えていたのに、この天気です。
まぁ自然現象ですからそんなにムキにならなくても・・・というようなことを書いておきながら、いまさら言うのもなんですが、どうなってるんだ!責任者出て来い!という気持ちですが、「宣言してないもんね」と一蹴されそうです。なんかすっきりしない。

今日は世紀の天体ショーである日食でしたが、たてもの園のある小金井ではまったく見えませんでした。暗くなったような気がしましたが、それも雲が厚くなったか、みたいな感じでよくわかりませんでした。みなさんはどうだったでしょう?これもどこかのせいだ、とは言えませんけれど。

と、更新していない言い訳を、みなさまの共感でごまかそうとしているのでした。

さて、それはともかく、梅雨がどうであろうが、太陽が欠けようが欠けまいが、今年もたてもの園ではひじろっ子が活躍します。
ひじろっ子とは、夏休み期間中たてもの園でボランティア活動をする小学生たちです。今日はその初日で、研修がありました。

お行儀が悪かったので、いきなり掃除です。ではなくて、これはひじろっ子のボランティア活動なのです。


まずはじめにこれからの活動について説明を受けます。それから、


早速に現場に出て、実地に研修です。

ひじろっ子たちの活動は、主にはたてもの園の西ゾーンにある「吉野家」「綱島家」「八王子千人同心組頭の家」という茅葺民家のお掃除です。

で、今日はその研修なのでまず6年生が手本を見せます。
      
段取りが大事。まずはたきでほこりを落とし、ほうきは畳の目に沿って掃き、次によく絞った雑巾で拭き、庭には打ち水をする。


水はちゃんと井戸から汲みます。

1年生から6年生まで混成です。それぞれを3棟にグループ分けしてお掃除します。
 
今日は初日なので、みんなのコミュニケーションもまだまだで、なにをしたらいいのかわからない、という子もいましたけれど、だいじょうぶ。きっとこれからみんな友達になり、リーダー的な子もでてきたりするでしょう。
本当に夏本番になって暑くなっても、みんながんばろう。

ひじろっ子は活動期間中は園のスタッフの一員ですから、時には容赦なく叱ったりもしますが、それもきっといい経験。仕事だけでなく、遠足やたてもの園内での宿泊体験などのお楽しみ行事もあります。

実施しているほうがいうのもなんですが、たてもの園のようなところで小学生のうちにこうしたボランティア体験ができるのは素敵なことです。うらやましいくらいです。当園の若手(比較的)の学芸員の指導のもと、ブログでいろいろご紹介している当園のボランティアさんたちからも、きっといろんな知恵を授かるでしょう。

とにかく事故のないよう、怪我や病気をしないよう、がんばりましょう。
みなさんもたてもの園にいらして、ひじろっ子の活動を見かけたら、どうぞ一声かけてあげてください。

というわけで、今日は冒頭無駄ばなしをしてしまったので、建造物のご紹介はまた次回ということに。
ひじろっ子の活動も、これからたびたびご紹介していきます。

雨の日で月曜日は・・・番外編

こんにちは。

今日は雨の日で月曜日ですね・・・。

昨日おとといは、幸い天候に恵まれ、「小暑のつどい」も無事に終了しました。朝顔市もほおずき市もその他の催しもおかげさまで盛況でした。
来年も(きっと)ありますので、どうぞお楽しみに。また来てくださいね。

さて、前々回の解答をしていませんでしたね。

これですが、おわかりになりましたか?

正解は、西ゾーンの「小出邸」の庭にあるもので、正式には「伏鉢型役物瓦」といいます。
小出邸は、堀口捨己という有名な建築家が設計した住宅なのですが、これはその大屋根の頂部に乗せるはずだった瓦の役物です。当初の計画ではあったのですが、設計図面の段階では見当たらず、大正末の竣工写真でもないので、早い段階でこの役物瓦は中止になったようです。

移築前の庭に埋まるように残っていたもので、移築復元にあたっても、その庭に置くことになりました。ただのオブジェではないのです。
小出邸については、またいずれ詳しくご紹介しますね。

今日は雨の日で月曜日で・・・休園日だし、なんともさみしい感じがします。で、今日は番外編として、休園日ならではの園のようすをご紹介します。

たてもの園は、歴史的建造物を移築復元していて、それぞれのたてものに個性があっておもしろいのですが、そういうたてものが集まって、いわばひとつの街というか街角を再現しているところがまた魅力になっています。
で、都内ではもはや消えかかっているそういうロケーションを目当てに、さまざまなメディアがたてもの園を利用して撮影しています。
スチール写真もあれば、ビデオのときもあり、雑誌やテレビなどで、実はたてもの園が映っていることは多いのです。歴史やたてものに関係あるテーマはもちろんですが、ファッションや映画の背景などにも使われます。

こういう撮影は時間もかかることが多いし、またお客様のいるところではなかなかできないので、休園日や早朝・夜間など閉園時間に行われます。


なんだろうと思われるでしょうが、


というわけで、雑誌のスチールの撮影です。

この方はパラダイス山元さんという、マンボミュージシャンであり、もとはカーデザイナーであり、「マン盆栽」という独創的な盆栽の家元であり、餃子の達人であり、グリーンランド国際サンタクロース協会に認定された、アジアで唯一の公認サンタクロースでありと、とても多芸多才な方なのです。

またご利用ください。

と言うわけで、雨の日で月曜日の今日は番外編でした。

浴衣はいいな

こんにちは。

今日は「小暑のつどい」という、たてもの園恒例の行事の日で、朝顔市・ほおずき市ほか、さまざまな催しがありました。

そうくれば、当然トップは朝顔市の様子のはずですが、今日は浴衣の着付け教室も行われていたので、えどまるの趣味というか・・・こちらがトップ。

浴衣はいいですねぇ。いや、モデルがいいからですね。失礼しました。

朝顔市・ほおずき市の様子はこちら。
 
天気を心配していたのですが、雨にならずに幸いでした。

ビジターセンター前では、夏野菜の販売が行われ、

手作り豆腐も盛況、

伝統工芸の実演もありました。今日は木工挽き物と和竿の実演。
 

ボランティアさんたちの浴衣落語もありました。

これはかっぽれですね。

また、特別展「魅惑のカンバン・ハリガミ展」では、エッセイストの林丈二さんがスペシャルゲストとして、ミュージアムトークをしてくださいました。こちらも大勢の方が参加されました。

「小暑のつどい」は明日(7月5日(日))も開催します。
朝は8時30分開園。朝顔・ほおずきなど商品が無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。
それから、浴衣でお越しの方は入園料が二割引となりますので、こういう機会に是非浴衣に袖を通されてみてはいかがでしょう?ご来園をお待ちしております。

で、今日は都合により建造物の紹介はお休みとさせていただきます。
今日は朝が早かったので、なんか疲れたかも・・・すみません。

そういえば、前回の解答をしていませんでしたね。これも、また今度ということで・・・。

最後にもう一度。

明日も来てくださいね。