みなさん、こんにちは! えどまるです。
今月、江戸東京たてもの園では、園内の建物の補修工事をあちこちでやっています。
今週は、吉野家(農家)の土間をきれいに修復するために、
左官屋さんに来ていただいています。
10日(火)には、職場体験のために、たてもの園に来ていた
中学生のみなさんにも、
土間の三和土(たたき)の作り方を体験してもらいました。
まずは、三和土のもととなる、土(叩き土と呼ばれます)と石灰と水、苦汁(にがり)を一定の配合で混ぜます。
それを叩いて仕上げていくのですが、
まずは、職人さんがお手本を見せてくれました。
タコと呼ばれる、突き固める道具を使います。
端の部分は、コテを使って仕上げます。
さて、やってみましょう。
順番に体験します。
だんだん、固くなってきたら、
表面は、コテを使って仕上げます。
土全体が乾燥したら、完成です。
三和土はこのようにしてできるのですね。
吉野家(農家)の三和土は、現在、乾燥中です
三和土の工程について、いろいろ教えてくださった左官屋さん、
体験にご協力くださった、工務店さん、どうもありがとうございました。