雨どいがブーム…..

先日、雨どいのない万徳旅館で、
雨どいの素晴らしさを再発見してから、
なんとなく雨どいが気になるえどまるです。

常盤台写真場に足場がかかっているので、
小出邸を上から見ることができました。

小出邸は、木造の陸屋根なので、
雨仕舞が難しい建物なのです。

下から見ると、雨どいはこんな感じについています。

たてもの園のような樹木が多い場所では、
落ち葉がたまって、雨どいが詰まることが多いために
定期的な掃除が重要です。

前川國男邸の雨どいは、外側についています。

田園調布の家(大川邸)の雨どいは、内側についています。

明日からは雨の予報。
雨どいが無事に機能しますように。

常盤台写真場は工事中です!

常盤台写真場は、現在工事中のため、ご見学いただけません。
現在は、足場がかけられています。

常盤台写真場の屋根は瓦葺きですが、
内側に雨どいがついています。

雨どいの雨が、うまく流れずに、あふれていまい、
雨漏りが起きていました。
今回の工事は、これを直すための工事です。

雨どいの勾配を確認しているところです。

この下の写真、向かって左側が北面の写場の窓側です。

常盤台写真場は、モダンな外観の洋風の建物に見えますが、
上から見ると、和瓦が乗っていますね。
ちょっと不思議な感じです。

工事は、10月末までかかる予定です。
しばらくの間、内部をご覧いただくことができませんので
ご了承くださいね。

公開記念セレモニー

こんにちは。えどまるです。

江戸東京たてもの園では、万徳旅館、大和屋本店(乾物屋)の
公開記念セレモニーが行われました。

セレモニーの様子です。

台風の影響であいにくのお天気でしたが、
たくさんのお客様にご来園いただきました。

本当にありがとうございました。

今日は、
「復活!昭和のかんぶつ屋さん」というイベントも行われました。
大和屋本店の前では、職人さんによる
おぼろ昆布とかつおぶしの実演が行われました。

明日も、11時から16時半まで、実演が行われます。
ご来園をお待ちしております!

台風が近づいています。

みなさん、こんにちは。
9月になって台風シーズンを実感しているえどまるです。

明日は、待ちに待った万徳旅館、大和屋本店(乾物屋)のオープンの日。
にもかかわらず、明日の天気予報は、雨。

今日も、台風の影響か、変わりやすいお天気となっています。

万徳旅館の中で、明日の準備をしていたら、
突然、激しい雨が降ってきました。

そのときの様子がこちらです。

万徳旅館の軒下から、正面の小寺醤油店を撮影した写真なのですが・・・。
ものすごい勢いで、雨粒が落ちていきます。

そこで、えどまるは、改めて気づいたのです。
「雨どいってすごい!!」ということを。

万徳旅館は、江戸時代末期から、明治時代初期に建てられた建物で、
できるだけ、創建当初に近い姿に復元しています。

なので、近代以降になってから取り付けられることの多い
雨どいがありません。

写真もご覧ください。

雨が降って、初めて気づいた雨どいの素晴らしさ。
ぜひ、万徳旅館で雨どいのない建物を体感してください。

ちなみに、仕立屋の雨どいは、このような感じについています。
たてもの園の建物の、雨どいだけを見て歩くのも
なかなか楽しいかもしれませんね。