いよいよ年の瀬

いよいよ今年も残すところわずかとなりました。
たてもの園は27日(日)まで開園しています。

本日(12月24日)、JR東日本より江戸東京たてもの園に感謝状をいただきました。中央線をご利用の皆様にはご存知の方が多いと思いますが、JR東日本では「中央線が好きだ」キャンペーンをしています。先ほど終了したたてもの園の特別展「甲武鉄道と多摩〜中央線開通120周年記念〜」で、そのポスターの一部を展示しましたので、いただきました。
 
こちらは感謝状贈呈式の模様です。
ありがとうございました。

一方、展示室では次回の特別展に向けた準備が着々と進んでいます。
次回の特別展は、新年初開園日となる1月5日から始まります「旧武蔵野郷土館〜モノでつづる武蔵野の歴史〜」。
 
展示作業風景です。
博物館の裏方で、普段みなさんにご覧いただけない風景です。
みんな細心の注意を払って作業にあたっています。

今回の展示では展示業者さんにも入っていただいています。
座りの悪い資料は、ちゃんとテグスで留めて、万一に備えます。

たてもの園が開園する以前、この場所には武蔵野郷土館という博物館があり、貴重な資料をたくさん収蔵、展示していました。
たてもの園ではそれらの資料を引き継いで管理、展示しています。
なかには国の重要文化財に指定されている縄文時代の耳飾りもあります。

武蔵野郷土館から引き継いだ膨大な資料の中から選び抜いた一品を展示するのはおよそ2年ぶりのこと。
どうぞご期待ください。

「甲武鉄道と多摩」展が無事に終了しました

まずは武蔵野えどまる団「風雲えどまる城」の模様から。
天気に恵まれ、今年最後の熱戦が展開されました。
  
特に日曜日は多くの方に参加いただきました。
前回はえどまる王国軍が破れ、今回はそのリベンジを図れるかどうかが関心事でしたが、連敗。
   
この先どうなる???
次回の「風雲えどまる城」は2月6日・7日です。
みなさんの参加をお待ちしています。

さて、12月20日をもちまして10月10日から開催していました特別展「甲武鉄道と多摩〜中央線開通120周年記念〜」が終了しました。

 
展覧会開催にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。また、展覧会をご観覧にいらした皆様、ありがとうございました。
しかし、博物館にとって、お借りした資料を返却するまでが展覧会。今日も担当者は資料の返却に出ています。

今朝は寒かったですね

今朝はこの冬一番の寒さでした。
東京で2.2℃、たてもの園の近くの府中では−2.9℃だったそうです。
武蔵野は都心よりも2〜3℃低いと思っているのですが、今日はさらに寒かったようです。

園内の野草ゾーンには紫蘇(シソ)科の霜柱(シモバシラ)という植物があって、名前の通り、冬になると茎の根本に霜柱のような氷の結晶ができます。
今朝は今季初めて氷の結晶があがりました。
この霜柱、学名を「keiskea japonica」というそうです。この学名の「keiskea」は江戸時代から明治時代にかけて活躍した本草学者伊藤圭介の名前に因むそうです。
伊藤圭介は近代的な博物館の最初とされる明治5年湯島聖堂で開催された博覧会にも関わった人です。こんな身近なところにも、博物館創始に関わる人物の名前が登場するとは驚きです。

まるで綿菓子のようです。
自然は思いも寄らぬ美しさを作り出すものですね。
この氷の結晶、寒さが増してくると、さらに高くなります。
でも、陽が昇ってくると自然消滅。
朝のうちだけの楽しみです。

この寒さで綱島家の大根干しも進んでいるようです。
園内でもっとも古い茅葺き民家の綱島家では、かつての農家の年中行事を再現していて、今は大根干しの時季。
年中行事の再現にもボランティアさんの力は欠かせません。
 
こちらは今月上旬の大根干しの準備の模様。

今日(12月19日)と明日(12月20日)は年内最後の武蔵野えどまる団。
年末恒例の「風雲えどまる城」のチャンバラ大会。
 
準備も万端、立派なお城ができました。
「風雲えどまる城」に参加なくして年を越せるか?
みなさんのご参加をお待ちしています。

正月のお飾りづくり

「良いお年を」と挨拶する機会も少しずつ増えてきました。
12月5日・6日にたてもの園の12月の催しとしては恒例になりました「正月飾りづくり」が開催されました。

みなさん真剣そのもの。

お飾りづくりの基本は藁をなっていく作業です。
この作業、コツが必要です。

コツさえつかめば、もう簡単。
もうすぐできあがりです。

ところで、現在、たてもの園では「甲武鉄道と多摩」という特別展を開催しています。甲武鉄道とは現在のJR中央線の前身にあたる鉄道です。その甲武鉄道が開通してから、今年で120年目。今回の展覧会はその節目の年にちなんで開催しています。
開業当時、新宿から立川までをおよそ1時間で結び、その間には中野駅、現在の武蔵境駅にあたる境駅、国分寺駅という3つの駅しかなかったというから驚きです。

特別展は12月20日までですが、残りの会期中の土曜と日曜に、JR東日本八王子支社の「中央線開業120周年記念キャンペーン」の「パンチdeラリー」という企画に協力して、展示室前に臨時の改札を設けています。
 
このラリー、指定の場所をめぐり、改札鋏を入れた用紙を応募するとプレゼントがあたります。
特別展の会期もあとわずかです。
どうぞお見逃しなく。

今日はお正月飾りづくりの準備

早くも12月。
今年も残すところ一月となりました。

11月28日・29日は天気に恵まれ、「武蔵野えどまる団」は無事に開催できました。
落ち葉プール。

今年は紅葉を使って、子どもたちが個性あふれるマントをつくりました。
  
こちらは同じく11月28日・29日に開催しましたクリスマスリースづくり。

園内で集めた木の実などを主に使っています。
見事ですね。

こんどの土日はお正月飾りづくり。
今日はお正月飾りづくりの準備です。

クリスマスリースづくりやお正月飾りづくりの先生はたてもの園のボランティアさんです。
準備もボランティアさんによって行われています。

今日は小金井市の中学生が職場体験に来ています。


中学生たちもお正月飾りづくりの準備の手伝い。

クリスマスリースづくりとならんでお正月飾りづくりも事前申し込み制です。
毎年、応募者が多く、参加は抽選で選ばれた方々です。
どうぞご了承ください。