祈り・祈り・祈り・・・

こんにちは。

またまたお久しぶりになってしまいました。
このブログについてもいろいろご意見をいただきまして・・・字が薄い、字が小さい、一回あたりが長い、もっと短くていいからまめに更新しろ・・・などなど。謙虚に受け止めまして、ちなみに字を黒にしてみました。少し読みやすくなったでしょうか?

しかし、ほんとはいまもっとも心を悩ましているのは、8月1日・2日の天気なのです。なんでかというと、この日はたてもの園の最大のイベント「下町夕涼み」の日だからです。
いままで雨が降ったことはほとんどないのですが。だって、例年だったら梅雨明けしてもっとも天気の安定している時期ですからねぇ。それが今年ときたら、なんか全国的に異常気象で・・・。予報では、1日・2日とも天気は良くないみたいです。

 
準備は万端進んでいるのですが・・・。

しかし、雨が降ろうが槍が降ろうが「下町夕涼み」は不滅です!!
雨天決行ですので、どうかどうかみなさまお越しください。

さて、予告をしておきながら全然ご紹介していない「田園調布の家(大川邸)」です。
あらためて、


です。
大川邸は大正14年に現在の大田区田園調布に建てられた住宅です。
木造平屋建てで、床面積はそれほど広くはないのですが、とてもモダンなデザインとかわいらしい外観で、園のなかでも人気の高い建造物です。

この家の特徴は、玄関を入るとすぐに居間があることです。

この居間を中心に、書斎、食堂、寝室があります。


これが書斎。


これが食堂。このテーブルは大正14年の創建当時から使われていたものなんですよ。

各部屋とも二面採光になっていて、台所も

広くて明るい。

この住宅は家族の団欒や住みやすさ、あるいは主婦の家事のための空間を重視する、大正期の生活改善の理想をよく表しているものなのです。


これはパーゴラと言って、寝室南側に備えられたテラスなのですが、これがまた一層この住宅を瀟洒に見せてますね。

当時の設計図が残されていたため、復元にあたってもほぼ創建当時の姿にすることができました。
時々ですが、居間のピアノ演奏もしています。穏やかな日和にこの家からピアノの音が流れてくるのは、なんとなく小さなしあわせを感じますよ。

さて、小さなしあわせではないですが、あのひまわりはどうなった?と心配される声も聞きましたが、だいじょうぶです。

ほら、こんなに立派に花を咲かせています。

あまりに立派で背が高すぎて、花がよく見えない、なんて文句を言ってるのは私だけでしょう、たぶん。
あと、なんでみんな東を向いているのかなぁ・・・。

さあ、みなさん。明日あさって晴れますように、せめて雨が降りませんようにとお祈りをしてください。現地レポートもお楽しみに。

夏だ!昆虫だ!・・・チョウの苦手な方はご遠慮ください

こんにちは。

今日も雨ですが、天気のことはもう言いません。
誰がなんと言おうが、晴れるときは晴れるし、雨のときは雨なんです。
それでもたてもの園はあるし、昆虫は生きている。

と言うことで、今日は昆虫教室の話です。

たてもの園では毎年この時期、こどもたちを対象に昆虫教室を行っております。講師の先生を招いて、午前中は主に園内での昆虫採集、そして午後は採った昆虫のスケッチをしたり、先生が昆虫のいろいろなお話をしてくれます。

上でみんなが樹に集まって見ていたのはこれです。

セミが羽化したところです。昼間の園内でこんな光景も見られるなんて珍しいです。で、これは採集しないで、このままにしておきました。


こんな昆虫が採れました。
バッタとかセミとかトンボとかチョウが多かったようです。

で、午後は採取した昆虫のスケッチ。
 
 

気がついたことをメモしたりもしていましたよ。

なかには、こんな珍しいものもいました。

これはナガサキアゲハというそうで、もともとは九州とか沖縄とか、暖かいところに生息するものなのですが・・・これも温暖化の影響でしょうか。


かなり細かくスケッチしていました。


こちらは今日の講師をしてくださった松田先生です。
「虫のスケッチをするときは、虫に聞きなさい」と。いい言葉だなぁ。
とにかくよく観察して、ということですね。
ありがとうございました。

昆虫教室はこの土日も、そして来週29、30日にも行います。
事前申込制で、今年はもう締め切ってしまいましたので、興味のある方は是非また来年お申込みください。

建造物の紹介ですが、今日は昆虫でいっぱいなので、また次回に。
と、この前も言ったのにとばしたので、いちおう予告。
次回はここだ!

センターゾーンにある「田園調布の家(大川邸)」です。
乞うご期待!・・でもないか。

こんなはずでは・・・

こんにちは。

なんか、おひさしぶりです。「なかなか更新がない!」とお叱りの声も聞こえますが、それもこれも天気のせいなのです。
タイトルにある「こんなはずでは・・・」というのは、きっとみなさんも同じ思いだと思います。「梅雨が明けたと言ったじゃないか。なのに・・・」どうしたんだ、この天気は、と。

すっかり信じて「夏本番」みたいな感じで、これから真夏のたてもの園のご紹介をしていこうとあれこれ考えていたのに、この天気です。
まぁ自然現象ですからそんなにムキにならなくても・・・というようなことを書いておきながら、いまさら言うのもなんですが、どうなってるんだ!責任者出て来い!という気持ちですが、「宣言してないもんね」と一蹴されそうです。なんかすっきりしない。

今日は世紀の天体ショーである日食でしたが、たてもの園のある小金井ではまったく見えませんでした。暗くなったような気がしましたが、それも雲が厚くなったか、みたいな感じでよくわかりませんでした。みなさんはどうだったでしょう?これもどこかのせいだ、とは言えませんけれど。

と、更新していない言い訳を、みなさまの共感でごまかそうとしているのでした。

さて、それはともかく、梅雨がどうであろうが、太陽が欠けようが欠けまいが、今年もたてもの園ではひじろっ子が活躍します。
ひじろっ子とは、夏休み期間中たてもの園でボランティア活動をする小学生たちです。今日はその初日で、研修がありました。

お行儀が悪かったので、いきなり掃除です。ではなくて、これはひじろっ子のボランティア活動なのです。


まずはじめにこれからの活動について説明を受けます。それから、


早速に現場に出て、実地に研修です。

ひじろっ子たちの活動は、主にはたてもの園の西ゾーンにある「吉野家」「綱島家」「八王子千人同心組頭の家」という茅葺民家のお掃除です。

で、今日はその研修なのでまず6年生が手本を見せます。
      
段取りが大事。まずはたきでほこりを落とし、ほうきは畳の目に沿って掃き、次によく絞った雑巾で拭き、庭には打ち水をする。


水はちゃんと井戸から汲みます。

1年生から6年生まで混成です。それぞれを3棟にグループ分けしてお掃除します。
 
今日は初日なので、みんなのコミュニケーションもまだまだで、なにをしたらいいのかわからない、という子もいましたけれど、だいじょうぶ。きっとこれからみんな友達になり、リーダー的な子もでてきたりするでしょう。
本当に夏本番になって暑くなっても、みんながんばろう。

ひじろっ子は活動期間中は園のスタッフの一員ですから、時には容赦なく叱ったりもしますが、それもきっといい経験。仕事だけでなく、遠足やたてもの園内での宿泊体験などのお楽しみ行事もあります。

実施しているほうがいうのもなんですが、たてもの園のようなところで小学生のうちにこうしたボランティア体験ができるのは素敵なことです。うらやましいくらいです。当園の若手(比較的)の学芸員の指導のもと、ブログでいろいろご紹介している当園のボランティアさんたちからも、きっといろんな知恵を授かるでしょう。

とにかく事故のないよう、怪我や病気をしないよう、がんばりましょう。
みなさんもたてもの園にいらして、ひじろっ子の活動を見かけたら、どうぞ一声かけてあげてください。

というわけで、今日は冒頭無駄ばなしをしてしまったので、建造物のご紹介はまた次回ということに。
ひじろっ子の活動も、これからたびたびご紹介していきます。

夏は梅干

こんにちは。

梅雨が明けて、急に猛暑になったと思ったら、今日はまた雨ですね。
しばらく更新してなかったのですが、写真は撮ってあったので、せっかくですから、ご紹介します。

これは一昨日のことなのですが、西ゾーンの綱島家で、梅の土用干しをしました。これもボランティアさんの自主活動です。

手作りの梅干、おいしそうでしょ?まだ干しあがっていないけれど、ひとついただきました。すっぱい。もちろん保存料など一切使っていないので、ある程度塩は多めに必要なのですが、それでも多少減塩しているそうです。

綱島家は世田谷区岡本に江戸時代から在住していた旧家で、たてもの園に移築復元するさい、いろいろな聞き取り調査をしました。それで、綱島家で行われていた年中行事はかなりわかっていて、ここではそのいくつかを再現しているのです。梅干もそのひとつ。

というわけで、今日ご紹介する建造物は綱島家です。

たてもの園には、この綱島家を含め4棟の茅葺民家がありますが、そのなかでは建築年がもっとも古く、1700年代前半と見られています。軒が低いのも古い民家の特徴です。

茅葺を内側から見たところ。


これは土間からヒロマをみたところ。真ん中が大黒柱です。

土間にはかまどもあります。あと、石臼とか農家の道具も。

上を見上げると、

天井がない。そうなんです。この家は天井がなく、構造材がむき出しなんです。これも古い民家の特徴です。立派な梁ですよね。壮観です。

座敷の上もこのとおり。

でも例外の場所もあって、

ここは奥の座敷ですが、床の間がありそして天井もあります。この家の中で最も格式が高い部屋だということがわかります。

ほかにも、
  
左はシシマドといい、換気、採光のほかに外部からの獣の侵入を防ぐ役割があったといわれています。
右はオシイタといって、床の間の原型のようなものです。

というように、一見ただの民家のようですが、なかなか面白いのです。
以前ご紹介したように、囲炉裏を囲んでの昔語りや、数珠を使った腕飾り作りなどが行われるときもありますので、是非ご覧ください。

いよいよ夏本番ですね〜。

いい風景だなぁ。
夏には夏の風情たっぷりのたてもの園に、是非来てくださいね。

梅雨明けました

こんにちは。

前回「梅雨の晴れ間」と書いたのに、なんと今日梅雨明けしたそうです。
なんか、唐突な梅雨明けでしたね。「ほんとに?」って思わず言ってしまいました。
それにしても、気象庁は「梅雨が明けたと見られる」という言い方なんですね。「宣言じゃないですから」みたいな。以前、宣言してから雨が続いて撤回したようなこともありましたね。きっと各方面から激しく責められたのでしょう。そもそもが人智の及ばぬ自然現象ですから、そんなに神経質にならなくても・・・とも思いますが、でもこれによってすごく影響を受ける方々も多いので、そうもいかないのでしょう。

ちなみに、「展覧会が開催すると見られる」・・・通用しないな。

ともかく、今日は晴れて暑かったですね。
梅雨明けした(らしい)たてもの園の風景を撮ってみました。

まずはこれ。

夏の到来とともに、花も紫陽花からひまわりへ。
りっぱなひまわりが咲きました、と言いたいところですが、実は、

こんな感じで、まだまだこれからです。
でも梅雨が明けたと同時に咲いたのですから、さすがひまわりです。

これは、ヤマユリというのですかね。これも夏っぽいですね。


小出邸の大屋根に映る木漏れ陽もいい感じ。
これからますます暑くなっていくんですね。

さて、今日の建造物は、センターゾーンにある西川家別邸です。

ここは邸内も公開していますので、改めていうこともないのですが、

こんな様子です。

西川家別邸は、多摩で有数の製糸会社であった西川製糸の設立者、西川伊左衛門によって建てられたいわば別荘で、現在の昭島市にありました。接客用兼隠居所で、写真は客間です。
なんでもない和室のように見えますが、天井は高く、欄間のデザインも、

凝っているんです。
写真ではわからないですが、各部材もとてもいいものを使っていて、総じて言えば「近代和風」の粋にある建造物といえます。
前にご紹介した茶席に使われるなど、とても落ち着きのある空間です。

さて、夏本番をひかえて、たてもの園でも夏のイベントの準備にとりかかっています。

みなさまご存知、夏の最大のイベント「下町夕涼み」。盆踊りの櫓も組み上がりました。今年も8月1日(土)2日(日)の2日間、夜間特別開園で行います。どうぞお楽しみに!!

梅雨の晴れ間に

こんにちは。

なんとなく間があいてしまいました。予想どおり、続けるということはなかなかたいへんなことだなぁと、ひしひしと感じておりますが、わずかながらでも「更新楽しみにしてますよ」なんて声をかけていただくと、そうだ、がんばらねば、と思ったりします。

今日は梅雨の晴れ間。
真夏でもなく、かと言ってすっきり爽やかというわけでもなく、この季節の晴れ間って、なんかある意味からだにこたえますね。

で、そんな季節の日曜日のたてもの園。今日は寸景という感じで。


たてもの園の東ゾーンには通称「はらっぱ」があるのですが、そこにはこういうベーゴマや竹馬など、昔遊びの道具が置いてあって、いつでも誰でも遊ぶことができます。


紙飛行機のときもそうでしたが、こういう遊びって、おとなのほうが夢中になるというか、むきになるというか・・・。年齢に関係なく楽しんでいただければいいなと思います。


これは今日のベストショット。
はらっぱには土管が置いてあります。なんてことのないただの土管なのですが、遊びの舞台になる。写真の左のほうは、お子さんに竹馬を教えているところ。女の子が勇気をもって土管の上を歩き、男の子が走り回っている。左から水しぶきのように見えるのは、はらっぱに水遣りをしてくれているボランティアさんがいるのです。

いま、街中ではほとんど見かけないような光景。なんかいいでしょ?

今日は暑かったので、氷やアイスをおねだり。

涼しい室内では、やはりボランティアさんによる紙芝居も行われています。

梅雨の晴れ間のたてもの園寸景でした。

さて、建造物のご紹介ですが、今日はこちら。

センターゾーンにある、旧自証院霊屋(おたまや)です。

徳川三代将軍家光の側室、お振の方の霊廟で、1652年に建てられました。江戸時代初期の霊廟建築で現存するものは数少なく、この建造物も東京都の有形文化財に指定されています。

小さいけれど、なかなか見事な装飾です。

なんで今日これをご紹介するかというと、今日は日曜日で晴れているからです。日曜日で晴れた日に限り、霊屋の扉を開けて公開しています。

須弥壇が見えますね。写真ではわかりづらいですが、天井もきれいなんですよ。

たてもの園27棟の建造物のうち、この霊屋だけが住居でなく生活の場でないという、ちょっと特殊なものとなっています。

梅雨明けももうそろそろですかねぇ。

真夏よりむしろ緑や土の匂いが感じられるこんな季節にお越しいただくのもいいと思いますけど。

では、また。

雨の日で月曜日は・・・番外編

こんにちは。

今日は雨の日で月曜日ですね・・・。

昨日おとといは、幸い天候に恵まれ、「小暑のつどい」も無事に終了しました。朝顔市もほおずき市もその他の催しもおかげさまで盛況でした。
来年も(きっと)ありますので、どうぞお楽しみに。また来てくださいね。

さて、前々回の解答をしていませんでしたね。

これですが、おわかりになりましたか?

正解は、西ゾーンの「小出邸」の庭にあるもので、正式には「伏鉢型役物瓦」といいます。
小出邸は、堀口捨己という有名な建築家が設計した住宅なのですが、これはその大屋根の頂部に乗せるはずだった瓦の役物です。当初の計画ではあったのですが、設計図面の段階では見当たらず、大正末の竣工写真でもないので、早い段階でこの役物瓦は中止になったようです。

移築前の庭に埋まるように残っていたもので、移築復元にあたっても、その庭に置くことになりました。ただのオブジェではないのです。
小出邸については、またいずれ詳しくご紹介しますね。

今日は雨の日で月曜日で・・・休園日だし、なんともさみしい感じがします。で、今日は番外編として、休園日ならではの園のようすをご紹介します。

たてもの園は、歴史的建造物を移築復元していて、それぞれのたてものに個性があっておもしろいのですが、そういうたてものが集まって、いわばひとつの街というか街角を再現しているところがまた魅力になっています。
で、都内ではもはや消えかかっているそういうロケーションを目当てに、さまざまなメディアがたてもの園を利用して撮影しています。
スチール写真もあれば、ビデオのときもあり、雑誌やテレビなどで、実はたてもの園が映っていることは多いのです。歴史やたてものに関係あるテーマはもちろんですが、ファッションや映画の背景などにも使われます。

こういう撮影は時間もかかることが多いし、またお客様のいるところではなかなかできないので、休園日や早朝・夜間など閉園時間に行われます。


なんだろうと思われるでしょうが、


というわけで、雑誌のスチールの撮影です。

この方はパラダイス山元さんという、マンボミュージシャンであり、もとはカーデザイナーであり、「マン盆栽」という独創的な盆栽の家元であり、餃子の達人であり、グリーンランド国際サンタクロース協会に認定された、アジアで唯一の公認サンタクロースでありと、とても多芸多才な方なのです。

またご利用ください。

と言うわけで、雨の日で月曜日の今日は番外編でした。

浴衣はいいな

こんにちは。

今日は「小暑のつどい」という、たてもの園恒例の行事の日で、朝顔市・ほおずき市ほか、さまざまな催しがありました。

そうくれば、当然トップは朝顔市の様子のはずですが、今日は浴衣の着付け教室も行われていたので、えどまるの趣味というか・・・こちらがトップ。

浴衣はいいですねぇ。いや、モデルがいいからですね。失礼しました。

朝顔市・ほおずき市の様子はこちら。
 
天気を心配していたのですが、雨にならずに幸いでした。

ビジターセンター前では、夏野菜の販売が行われ、

手作り豆腐も盛況、

伝統工芸の実演もありました。今日は木工挽き物と和竿の実演。
 

ボランティアさんたちの浴衣落語もありました。

これはかっぽれですね。

また、特別展「魅惑のカンバン・ハリガミ展」では、エッセイストの林丈二さんがスペシャルゲストとして、ミュージアムトークをしてくださいました。こちらも大勢の方が参加されました。

「小暑のつどい」は明日(7月5日(日))も開催します。
朝は8時30分開園。朝顔・ほおずきなど商品が無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。
それから、浴衣でお越しの方は入園料が二割引となりますので、こういう機会に是非浴衣に袖を通されてみてはいかがでしょう?ご来園をお待ちしております。

で、今日は都合により建造物の紹介はお休みとさせていただきます。
今日は朝が早かったので、なんか疲れたかも・・・すみません。

そういえば、前回の解答をしていませんでしたね。これも、また今度ということで・・・。

最後にもう一度。

明日も来てくださいね。

花です

こんにちは。

今日のテーマは「花」なんですが、その前に前回の問題の解答を書かないといけませんね。

正解は、

ということで、「皇太子殿下御勉学の地」という記念碑でした。
場所はちょっとわかりずらいですが、ビジターセンターと「伊達家の門」の間で、南側のフェンスにごく近いところです。と言ってもわからないかと思いますので、是非現地でご確認ください。

6月15日のブログでご紹介しましたが、たてもの園のこの場所は戦後の一時期、学習院中等科がありました。それで皇太子殿下(現在の天皇陛下)の御仮寓所と学習院の寄宿舎、そして教室があったので、それを記念した碑が二つあるのです。

さて、今日の本題は「花」でして、ご紹介するのはこの建造物。

「花市生花店」です。写真の右側のお店です。

看板をみると納得。

店舗の様子です。花はみな造花です。

昭和2年に神田淡路町に建てられた、いわゆる「看板建築」といわれる形式のたてものです。間口はとても狭く奥行きが深いのが特徴です。これまでご紹介した「看板建築」もそうですが、正面のファサードは銅板張りです。ということは、いまは緑青色になっていますが、新築時は銅色だったのですね。なんか、想像がつかないですが。

で、またまた例によって非公開の居住部分ですが、
 
これが2階。床の間に軸と花があります。非公開なんですが、花店ですから・・・造花ですけど。
ここは家族の生活の場でした。

   
これは3階。屋根裏部屋なんですが、なんか窓もおしゃれなデザインだし、悪くない!って感じですよね。当初は使用人が3、4人いて、ここで寝起きしていたそうです。でも、そのころ窓のところは銅板でふさがれていたようですから、暗かったでしょうね。

で、花がテーマだと言ったのは、たてもの園では明日あさって(7月4日、5日)に「小暑のつどい」という行事があって、恒例の朝顔市・ほおずき市が開かれます。詳しくはHPでご確認いただきたいのですが、この両日は朝8時30分から早朝開園しますので、是非是非ご来園ください。


今日はその準備が着々と進められました。

ちなみに、

これは昨年の様子です。

で、また話は変わりますが、たてもの園は学校との連携を進めていて、その一環として「職場体験」の中学生の受け入れもしています。
昨日、今日と来てくれたのは、練馬区立石神井西中学校2年生の神田君です。

朝顔市の準備の手伝いをしてくれました。江戸時代やたてものに興味があるけど、こういう体験はなかなかできないので、とてもいい経験になりました、と語ってくれました。神田君、また何度も来てくださいね。お疲れさまでした。

では今日の最後も恒例(じゃないけど)により、問題です。

ずばり、これはいったい何でしょう?もちろん、たてもの園の中にあるものです。

正解は次回に。

雨の日と月曜日は・・・

こんにちは。


雨の日と月曜日は休園日・・・じゃないんです!
雨の日の夕方近くになると、開園日でもこんな感じになります。
静かです。さみしいというか・・。でも、考えようによっては7万㎡の敷地と27棟の建造物もあじさいも、とかげや時々へびも、貸切状態だと思えば得した気分になりませんか?

これも独り占め。

こんな状態を当局に知られるとまずいかなぁ・・・。

で、気を取り直して、今日は早速建造物の紹介です。

これも下町ゾーンにある、「丸二商店」という昭和初期に建てられた荒物屋です。
店頭の様子も再現しています。

なべがこんなふうに積み上げられていたり、

ほんとにこうだったのか・・・いや、こうに違いありません。

店頭だけでなく裏長屋も移築復元していまして、

ロケーション的には人気のあるスポットです。

それで例によって非公開の部分ですが、

長屋の廊下です。
両脇にはこんな部屋が並んでいます。

4畳半の部屋が襖で仕切られ、両側に4部屋ずつあります。
あんまり特徴がないかも。


やっぱりこのロケーションがいいですね。

さて、今日は最後に問題です。

これはたてもの園内にある「あるもの」ですが、さて、これはいったい何で、園のどこにあるでしょう?
ノーヒントです。あまり多くを語りません。
わかった方は、このページをプリントの上、たてもの園の受付に「どこどこにある、なになにだ!」とお伝えくださると、拍手がもらえるかもしれません。
失礼しました。

雨の日と月曜日は(月曜日じゃないけれど)・・・、ブルーになりがちなえどまるです。