こんにちは、えどまるです。
昨日は、お天気も良い祝日で、たくさんのお友達が
見に来てくれていました。
暑かった夏もいつの間にか去って、秋の気配が濃くなってきましたね。たてもの園、東ゾーンの看板建築のひとつ、「花市生花店」でも、先日、秋の花に展示替えしました。
ここが、「花市生花店」です。ジブリファンにはおなじみの、「武居三省堂」の並びにあります。
白のモダンなショーウインドーは、戦後まもなく撤去されていたものを、古写真をもとに復元したんだって。
店内に入ると、たくさんの秋の花が出迎えてくれます。
奥の床下には切花用の水場が設けられています。
向かって右側の床は、モダンなタイル貼り。ガマがたくさん並んでいますね。
店の奥から通りを見ると、こんな感じ。モダンな電球笠と、格天井の組み合わせもユニークですね。
振り返って奥に進むと、ここに住んでいる人の生活スペースになっています。
ちゃぶ台があって、左奥には氷式の冷蔵庫もありますね。部屋を出ると突き当りには水道があり、左手にはガス台があります。
裏に回ってみると、路地や井戸があります。
井戸はこんな感じ。長い棒がついているので、楽に水が汲めます。ご自由に動かして、水汲み体験してみてくださいね。
花市生花店の勝手口をのぞくと、さっき左手奥にちょっと見えていたガス台が見えます。
お隣さん、武居三省堂の勝手口はこんな感じ。お風呂の煙突が見えますね。左下に見える木の蓋は、便所の汲み取り口です。
もう一度、通りから花市生花店の外観を見上げると、三階はモダンなデザイン。
二階の窓下のレリーフは、花屋さんにちなんで四季の花が打ち出されています。すてきですね。
お花は季節に応じて展示替えしていますが、建物も、ぜひ、じっくり味わってくださいね。