こどもはいいなぁ・・みたいな

こんにちは。

しばらく更新がなくてすみません。きっと「ああ、終わった。短かったなぁ」と思われた方もいるかもしれませんが、続けます。ネタはたくさんありますので。

今日も梅雨空ですが、午前中保育園の子たちが来てくれました。
芋堀をして、風車を作って、おやつを食べて、と。

ほらできたもんね、みたいな。

よくできたなぁという感じですが、実はこの風車はたてもの園のボランティアさんのオリジナルなんです。そして園児でも簡単に作れるくらいの下準備までしてあるんです。
簡単、きれい、よく回る・・・すごいものです。園児たちも大喜びでした。

さて、たてもの園では毎年「七夕折紙教室」という行事をしています。今年も先日の土日に行いました。その折紙を飾った笹が、園内の農家にあります。

これは東ゾーンにある天明家という農家のところです。

七夕といえば短冊に願い事。
こんなのがありました。
     
左は「お金もちになりたいです。」
右は「中央線のとくべつかいそくのうんてん手になりたいです。」
と書いてあります。

いいなぁ・・なんか。共感してしまいます。

話は変わりますが、たてもの園ではこの秋「中央線と多摩〜甲武鉄道開通120周年記念〜展」という特別展を開催します。鉄道が好きな方、のみならず、どうぞみなさまお楽しみに。短冊の子も来てくれるといいなぁ。

何度もご紹介してますように、たてもの園ではボランティアさんたちが大活躍されています。水曜班では風車のほかに、数珠を使ったブレスレット作りもあります。

これも誰でもすぐ作れるようにキットになっているんですよ。
     
右が完成品です。きれいでしょ?

吉野家という農家のところでは、わらじ細工をしていて、わらじや草履作りの実演をしています。もちろん体験もできますよ。

これはちょっと難しいかもしれませんが、草履の手作りなんてなかなか体験できませんので、是非挑戦してみてください。
それにしても、たてもの園のボランティアさんたちはほんとうに多士済々です。すごいです。

さて、お待たせしました。
今日ご紹介する建造物は、下町ゾーンにある「村上精華堂」です。

これは昭和3年に、化粧品の製造販売業を営む店舗付き住宅として建てられたものです。台東区池之端にありました。
イオニア式風の柱がある和洋折衷住宅なんですが、なんとも変わった外観です。
で、これもやはり正面重視のデザインなので、横から見ると、

かなり殺風景。

店頭と奥の土間の様子を再現しています。
    

で、毎度ですみませんが、この建造物も2階3階は非公開です。

左が2階、右が3階で、あと3階の窓です。
2階は8畳二間と6畳一間、3階は6畳二間です。ここも結構広いんです。床の間もあって、それぞれいい部屋ですよ。全部和室です。
こうしたところも何かで活用できればいいのですが。

屋外施設ですから、梅雨時はなかなか足をお運びいただけませんが、こういう季節も風情があっていいですよ。それに、ご紹介したようなボランティアさんによるさまざまな体験もありますので。

では、また。