台風が近づいています。

みなさん、こんにちは。
9月になって台風シーズンを実感しているえどまるです。

明日は、待ちに待った万徳旅館、大和屋本店(乾物屋)のオープンの日。
にもかかわらず、明日の天気予報は、雨。

今日も、台風の影響か、変わりやすいお天気となっています。

万徳旅館の中で、明日の準備をしていたら、
突然、激しい雨が降ってきました。

そのときの様子がこちらです。

万徳旅館の軒下から、正面の小寺醤油店を撮影した写真なのですが・・・。
ものすごい勢いで、雨粒が落ちていきます。

そこで、えどまるは、改めて気づいたのです。
「雨どいってすごい!!」ということを。

万徳旅館は、江戸時代末期から、明治時代初期に建てられた建物で、
できるだけ、創建当初に近い姿に復元しています。

なので、近代以降になってから取り付けられることの多い
雨どいがありません。

写真もご覧ください。

雨が降って、初めて気づいた雨どいの素晴らしさ。
ぜひ、万徳旅館で雨どいのない建物を体感してください。

ちなみに、仕立屋の雨どいは、このような感じについています。
たてもの園の建物の、雨どいだけを見て歩くのも
なかなか楽しいかもしれませんね。

万徳旅館と大和屋本店 竣工写真の合間に

今日の小金井は、午後から日差しは強いのですが、風がありさわやかな日でした。

今日は万徳旅館と大和屋本店の竣工写真の撮影があるということで、ちょっとお邪魔をして撮らせていただきました。

まずは大和屋本店。竣工写真のために緑の衝立が撤去されています。

街並みはこんな感じに。

続いて万徳旅館。

北東からの眺めです。建物の裏側になります。手前に見えるのはつるべ井戸。

そして特別に内部の様子。

万徳旅館のつるべ井戸

みなさん、こんにちは。
梅雨の時期らしい曇天の月曜日です。

万徳旅館には、つるべ井戸が復元されています!

実際に水は出ませんでした….念のため。

万徳旅館室内の厨房部分には、
人造石研ぎ出しの流し台が設置されました。

これはどういうことかというと、
室内では、昭和25年ごろの旅館の様子を再現していますが、
建物そのものは、万徳旅館が建てられた
江戸時代末期から、明治初期に合わせて
復元しているからなのです。

青梅のあたりに、公営水道が引かれたのは
昭和3年ごろになってからなので、
建物の中と外で、復元年代がずれているために
このような展示になっています。

万徳旅館は、建てられてから、150年も経っています。

たてもの園で展示としてお見せできるのは
ほんの一部分なのですけれどね。

万徳旅館の建具

今日は朝から雨ですね。

復元工事中の万徳旅館、今日は、正面の建具に
柿渋を塗る作業をやっています。

万徳旅館が青梅市西分町にあったときは、
このような感じでした。

1998年(平成10年)撮影の写真です。

今回、ガラス部分は古いものをそのまま使いながら
木の部分は新しく作り直しました。

柿渋を塗る前は、このような感じ。

雨の中、職人さんが作業を進めてくださっています。

毎日、おつかれさまです!!

万徳旅館の囲い解体中!

こんにちは。えどまるです!

今日は火曜日ですが、引き続き工事用の囲いの解体作業を行っています。

長かった工事が終わりに近づいています!

それから、6月3日に書いたブログの
万徳旅館のお風呂の続きです。

浴槽が乗りました!

この回りには、
目隠しとなる塀ができる予定です。

東の広場にあった、竹馬も、こちらに戻りました。

今日も、地面のアスファルトを敷きなおす工事が入るので、
雨が降らないことを祈ります!

梅雨の晴れ間

みなさん、こんにちは。
えどまるです。

今年は、梅雨入りが早いですね。
でも、今日は、晴れ間が見えた1日でした。

万徳旅館の工事も、急ピッチで進んでいます。

1階の正面には、板ガラスの建具が入りました!
2階部分にも、板戸と、
その後ろには、ガラス戸が入っています。

そして、建物の中でも、
工事が進められています。

これはなんだと思いますか?

これは、五右衛門風呂の焚口なんですよ!

この上には、釜と、
浴槽となる樽が乗る予定です。

まもなく、この工事の囲いも取れる予定です。
楽しみにお待ちくださいね。

万徳旅館と大和屋本店 復元工事進捗状況2月23日

万徳旅館です。
来年度秋の公開に向けて鋭意建築中です。

今日は中の様子を少しお見せします。


この建物の屋根は杉皮葺きになります。
杉の木の皮を丹念に並べ葺いていきます。


庇の部分です。
何枚も重ねて葺かれているのがおわかりになるでしょうか?


1階部分の庇です。
とち葺きです。材質は耐久性のある堅い栗材です。


大和屋本店です。


3階部分の大棟と鬼瓦。立派です。


1階部分の庇は銅板で葺かれます。そして現在ベニヤ板が張ってある所に看板が取り付けられます。


現場監督の渡部さんが持っているのは建物正面に付く看板の一部です。
鰹節の“鰹”。木製です。


万徳旅館の壁を塗っている職人さん。
この土壁の材料は、

こんな風にとても原始的な手法で、ふるいにかけ丁寧に作られているのです。ちょっと驚いてしまいました。。。

復元工事は順調に進んでいるそうです。
折をみてまたレポートします!

上棟式と落ち葉プール

こんにちは。
えどまるです。
今日は

こんな格好で失礼します。

じつは今日、
園内東ゾーンで
「上棟式」というものがおこなわれていました。

「上棟式」は「棟上(むねあ)げ」、「建前(たてまえ)」
などともいう、とてもおごそかな儀式です。

つくりかけの建物が、一定の段階(建物の骨格ができて、棟木をあげる)
まできたことを神様に感謝して、これからも無事に工事が進みますようにと
お祈りをする儀式なのです。

東ゾーンで建築中の万徳旅館の前には
このような



「印半纏」をきた職人さん(カッコイイ!)たちが

勢揃い!
なんだか、ドキドキ、ワクワク、してしまいました。

おごそかな

儀式のあと、

紅白のお餅や、お菓子がまかれました。

整然と列になった職人さんは
園内をおごそかに

歩きます。

そして
整然と進む職人さんの列を
おごそかな気持ちで

見送ります。

「おごそか」なものを見ていると
こんな小さなボクでも
なにか、すっご〜い大きなものに
つながっている気がしたのでした。

そしてさいごに
みんなで集まって

「締め」ます。

今日はひさしぶりに
なんだかとても 「おごそか」でしずかな
気持ちになることができました。

さて。
今日は、かねてより
ご案内していた
落ち葉プールの

開催日です。

会場となる西ゾーン小出邸横空き地には
こんな大きな
落ち葉プールが

ど〜ん、とあります。

・・・すごい。

あらためて。
こんなにたくさんの落ち葉を集めてくれた
たてもの園清掃スタッフのみなさん

ありがとう。
こころから。

さて
とにかくプールで

遊んでみましょう!

ひゃ〜!楽しそうだ〜!

その一方で・・・

なぜかプールのそとでは
せっせ、せっせと、

落ち葉の山がつくられていたのでした。
これはこれで
おもしろい〜!
一度もプールにはいらず、
最後まで「山づくり」をしていたキミたち!
なんだかすごい〜!

はなしはかわって。
プールの最後は、

恒例の

落ち葉シャワーで
カラダを清めます。

ほんとは、落ち葉プールについて
もっと書きたいのだけれど、
ボク、興奮してしまって・・・。

とにかく、
楽しいのです。

ちなみに
明日も
やります。

楽しみだー。楽しみだー。
みなさん  きてください。

プールのなかの
落ち葉にうもれて

ふと、見上げたら
こんな空が

みえました。

ではまた。

二棟復元工事 6 そして祭りは近い!

こんにちは、えどまるです。

7月8日のブログで、新規復元建造物二棟の基礎コンクリート流し込み作業の模様をお送りしました。
今日見たら、型枠がとれ、きれいなコンクリートの質感を確認することがでできました。

大和屋本店(乾物屋)です。

万徳旅館。こちらの方がわかりやすいかな?

これが7月8日の写真。比べてみましょう。

復元工事、順調です!

一方、こちらは7月31日(土)、8月1日(日)に開催される「下町夕涼み」の盆踊りのやぐら。

今年は復元工事の関係で、「東の広場」が盆踊り会場となります。
これはちなみに昨年の風景。

楽しいイベント満載でお待ちしています!
       ↓
http://tatemonoen.jp/event/info/2010/08.html

なお、本日14:30より、ミュージアムトーク『丸二商店〜看板建築と長屋』があります。
そちらもぜひ、ご参加ください!
http://tatemonoen.jp/event/schedule.html

おまけ:日々トレーニングを欠かさない建築体操マン1号

2棟復元工事 3

今日は、ちょっと蒸し暑い一日でしたが、たてもの園ではさわやかな風が吹き抜け、木陰はとっても最高でした。
 復元工事では、地面を掘り下げ残土の排出が始まりました。ダンプも来週からどんどん入ってくるようです。スケルトンの壁から多くの来園されたお客様が興味深く工事を観ていました。明日、明後日とお休みの方は、まだまだ涼しいたてもの園に是非来園してください。

表土を剥いで地盤を確認