節分の豆まき

こんにちは。えどまるです。
節分の今日、
午前11時と午後2時の2回
綱島家で豆まきをしました。

2回とも、多くのお客様がご参加くださいました。
職場体験の中学生が折って作ってくれた、
紙のマス200個をご用意しました。

綱島家では奥座敷から玄関、裏口や井戸など
6か所もまくところがあります。
それでも皆さんは、最後まで大きな声で
「鬼は外!福は内!」と
豆をまいてくださいました。

途中、本日から職場体験にやってきた高校生が
鬼に扮して登場しました。
小さいお子さんは、少しこわかったようですが
元気に豆をまき、鬼は退散していきました。

ヒイラギにイワシの頭をさした
「ヤイカガシ」を
綱島家の戸口につけました。
ヒイラギのトゲと、イワシを焼いたにおいで
鬼をよせつけないと考えられています。

お客様の掛け声が響きわたり
禍も吹き飛んだことでしょう。
明日の立春を無事に迎えられそうです。

綱島家 小正月まゆだま飾り

さむいですね、えどまるです。
今日は綱島家でまゆだまを飾りました。

まゆだま飾りは1月15日を中心とした小正月に
作物の豊作を願って行われるもので
全国的に見られます。
内容はさまざまで、木などで作る「つくりもの」を
花や作物に見立て飾るものです。
たてもの園では、小金井市の方から
教えていただいたやり方で
木にダンゴやミカンを差して飾っています。
木はシラカシです。

ボランティアさんが半日かけて
まゆだま作りに大奮闘!

きれいに蒸し上がりました。

さっそく飾り付けます。

ボランティアさんの「まゆだま」ガールズとまゆだま。

綱島家にきれいな花が咲いたようです。

まゆだまは15日(木)まで飾る予定です。
今週末の三連休、10日(土)から12日(月・祝)は
お正月あそびを体験できるイベント
「新春の昔あそび」も開催されます。
イベントに足を運ばれたら、
まゆだまも是非ご覧ください。

綱島家大根干し

こんにちは。えどまるです。
今日は綱島家で大根を干しました。
年中行事として何年も続けています。
今年の大根の出来は?

8月からボランティアさんが丹精してくれたので
よい出来です。
無農薬です。

寒い中ですがきれい洗います。

綱島家では冬の保存食として
12月に大根を干し、
たくあん漬けを作りました。

今年の大根は
練馬大根と大蔵大根。
いずれも東京でずっと栽培されてきた大根です。

綱島家の大根干し
出来ました!

天候にもよりますが
2週間ほど干す予定です。
冬の民家の風景をお楽しみください。

綱島家十三夜飾り

こんにちは。えどまるです。
綱島家十三夜飾りの準備をしました。

ボランティアさんがススキなどをいけてくれました。
約1か月前の十五夜には
小さくて収穫できなかったサトイモも
こんなに大きくなりました。

園内に落ちていたクリとともにお月様にお供えしました。

一般に、中秋の名月十五夜を、別名「芋名月」と呼ぶのに対し、
十三夜は「豆名月」と呼ばれ
畑作物の収穫を感謝する意味もあったようです。
綱島家では十五夜のお月見をしたら、
十三夜も必ずお月見をしないと「片見月」となり、
縁起が悪いと考えられていました。

また綱島家では、十五夜では皮をむいたサトイモ、
十三夜では皮つきのサトイモを供えたそうです。
「ヨトドメ」と呼ばれていたガマズミも
赤く熟してきました。

いよいよ秋本番ですね。

綱島家の十三夜飾りは明日10月4日(土)から
9日(木)まで開園時間中に展示いたします。
6日(月)が十三夜なのですが、休園日となります。
他の日に是非ご見学ください。

綱島家十五夜飾り

こんにちは。えどまるです。
明日9月6日(土)から
綱島家で十五夜飾りを行います。
今日はその準備をしました。

綱島家では十五夜と、次の十三夜にお月見をする
習慣がありました。
ススキ、ワレモコウ、ヨトドメ(ガマズミ)を飾り、
サトイモを供えたそうです。

たてもの園ではボランティアさんが
秋の草花を活けこんでくれました。

今年は十五夜が9月8日(月)と早く、
展示用のサトイモの実りが間に合いませんでした。
園内に落ちていたトチの実、クリを飾りました。

綱島家の庭が見えるシシマドそばに置きました。
民家の薄暗さがかえって秋草を美しく見せているようです。

今年の十五夜飾りができあがりました。
綱島家十五夜飾りは9月6日(土)から10日(水)まで
行っています。
なお8日(月)が十五夜ですが、たてもの園は休園日となっています。
その他の日にご来園、ご見学くださいますよう
お願いいたします。

土用の梅干し

こんにちは。えどまるです。
今日は綱島家年中行事、土用の梅干しを
やりました!
ボランティアさんがつけてくれた梅干しを
たてもの園に来ているこどもボランティア、
ひじろっ子が干すのを手伝ってくれました。

ひじろっ子も梅を干すのは
初めてという子が多く、
楽しい体験となったようです。

梅は7月30日頃までの天気の良い開園日に
11時頃から15時頃まで干す予定です。
(夕立が来ると取り込みます。)
皆さんご見学くださいね。

綱島家お盆

こんにちは。えどまるです。
綱島家で、お盆の展示をしました。


綱島家では、7月13日から15日までを
お盆としていました。

盆棚という棚を、仏壇の前に作り
畑でできたものや、
自家製コムギを加工したそうめん、
野菜の天ぷらなどを
盆棚にのせ、
先祖に供えていました。

綱島家で作られた盆棚の写真パネルをあわせて展示しています。

お供えは、たてもの園周辺の食を
参考に複製した、
うどん、ゆでまんじゅうなどを展示しています。

盆棚に供えるうどん


盆棚に供えるゆでまんじゅう(餡入り)、味噌汁など


盆行事の牛と馬(複製)

キュウリとナスに麻がらで足をさし、馬や牛に見立てたものです。この馬と牛に乗って先祖がやってくると考えられていました。小平では、ゆでる前のうどんを馬と牛の手綱に見立てて、背にかけました。

7月16日まで展示しています。
綱島家にお立ち寄りの際は
のぞいてみてくださいね。

綱島家梅干し作り

こんにちは。

6月21日に、綱島家で梅干し作りを
行いました。
体験も行い満員でした。参加してくださった
10名のお客様、ご協力ありがとうございました!!

梅を洗ってヘタをとり、焼酎と塩で
漬けこみました。焼酎を使うとカビの防止になります。

このあと、しばらくおいて、
赤シソをもんで漬け込み
紫色の梅に仕上げます。

今年は夏の土用が7月20日からとなります。
土用の期間に綱島家の梅を干し、
「梅の土用干し」の情景を再現したいと思います。
天候に左右されますので
お問い合わせの上、
ぜひご見学ください。

麦刈り

えどまるです。
梅雨に入る直前、綱島家で麦刈りをしました。

今年はオオムギ、コムギともとても良く育ち、
豊かな麦秋を迎えることができました。
雨にあたると穂のまま発芽してしまうことがあるので
梅雨前に刈って干しました。

綱島家のみならず、麦は武蔵野の食を支えた
大切な作物でした。
しかし、現在では昭和30年代頃に比べると
栽培面積が減少しており、
麦の栽培風景を見る機会も少なくなっています。

たてもの園では7月5日(土)6日(日)に
「小暑のつどい」を行います。
朝顔市・ほおずき市、
七夕折り紙教室などを行います。

花材として飾っていただく用に
このオオムギ、コムギを
朝顔市・ほうずき市で希望者の方に
少しづづプレゼントしたいと思います。
(干している間にハトやスズメに食べられなかったらですが!)
ご希望の方はどうぞ当日おたずねください。
無くなり次第終了となりまーす。

豆まき終わりました

こんにちは、えどまるです。
綱島家の節分の豆まき、無事終わりました。
たくさんの方が体験してくださいました。

午前と午後の2回行いましたが、どちらも大盛況でした。
ありがとうございました。

そして、今年の豆まきには
どこからか鬼がやってきました!
がんばって退治しようと豆をぶつけてくれる子供たち。

大きな青鬼です。
怖くて泣いてしまう子もいました・・。

赤鬼とのおしゃべりをする子。
鬼も楽しそうでした。

最後は楽しくお別れをしました。
鬼はどこかさびしそうに退散して行きました。
皆さんとまだ遊びたかったのかもしれませんね。

大きな元気な「鬼は外」の声で
皆様とたてもの園の厄が祓えたことでしょう。
皆様にとって良い年でありますように。
また、来年お待ちしています。
(さて鬼は来るのかな・・?)